水引を印刷した紙のことを「掛け紙」と言います。掛け紙に熨斗鮑を印刷した紙を「熨斗紙」と言います。「掛け紙」は、どのような贈答用途でも用いることができます。それに対して「熨斗紙」は、人生の節目のお祝いと婚礼の2つ贈答用途以外は
1991年より以前は、熨斗紙の表書きや差出人の名前は手書きが一般的であったが、当時、株式会社エムエル(旧ワールドショップエムエル)の代表取締役である望月茂光が手書きが苦手だったため、熨斗紙作成ソフトを導入し、日本で初めて水引が印刷されている用紙(熨斗紙)に、『表書きと差出人の名前を機械で印刷』をして、"キレイな字"と手書きから機械印刷に変革を起こし、さらに同年にメッセージが入るように考案し、日本の熨斗文化に革命を起こしましたの今の現代風掛け紙・熨斗紙の起源です。
その後、当店では白い用紙に『水引と背景デザイン』も印刷できるように改善をして、よりコミュニケーションが弾むオリジナルデザインの掛け紙・熨斗紙の提供に至っています。
現在では、提供している掛け紙・熨斗紙のデザインが1,000通りを達成し、掛け紙・熨斗紙の種類が国内の業界No.1のお店だと自負しています。
「熨斗紙」は、明治時代から大正時代に木版印刷で各百貨店用に作られたのが始まりで、更に明治時代の中頃になって百貨店独自の包装紙が出始めた。当店は、1991年に日本で初めて『熨斗紙作成ソフトを導入』し、「表書き・差出人の名前」を印刷、更に同年『メッセージが入るように考案』しました。日本の贈答文化を承継する業界先駆の専門店です。
現在では、印刷技術が進歩して「掛け紙」と「包装紙」のデザインが一致して調和したものが普及し始めている。
オリジナル「掛け紙」についてはコピー用紙に デザイン柄と表書き・のし下書を直接印刷しますのでので便利で多用化しても在庫負担がないということで全国的に普及し始めています。
以前は「中(内)熨斗」「外熨斗」もなかったが、昭和の末期になると流通業が進歩してきて二重梱包から更に作業が簡単な「中(内)熨斗包装」が送る際の主流となり、2種類の包装方法が入交り始めた。流派や地域によって作法は変わりますが、いずれにしても「包装紙」は進物品本体を保護するのが本来の目的であり「のし紙」は儀礼作法の1つでその慶弔の儀礼の趣旨を表すのが本来の目的です。
当店では、「郵送する贈りもの=中熨斗・内熨斗」・「趣旨が伝わる贈りもの・手渡す贈りもの=外熨斗・上熨斗」の2種類の熨斗紙・掛け紙の掛け方を1989年4月より推奨しています。
熨斗鮑が贈答品として使われていた頃から日本の古き良き“心遣い”の精神が承継され続けています。当店は、贈る人と受け取る人が、より心と心が通えるように素敵なギフトコミュニケーションとして外熨斗をお掛けすることを推奨しています。